2009年 01月 08日
住吉神社 追儺祭(ついなさい)
新春には様々なユニークな行事がいろいろあります。

1月7日、福岡では太宰府天満宮の勇壮な火祭り、「鬼すべ」が有名ですが、住吉神社でも規模は小さいけれど、同じような鬼すべがあると始めて知りました。

追儺祭、と呼ばれるそれは、お正月の注連縄やお札を焼く「どんど焼」と鬼やらい、鷽(うそ)替え、豆まきを全て含む、盛りだくさんの楽しい、ものでした。

「神事ですから、写真撮影はご遠慮ください」というアナウンスのあと、、厳かな神事として、追儺祭は夜7時より始まりました。

まず、本殿で祝詞が読み上げられ、境内の全ての灯りが消され、一瞬のうちに漆黒の闇となった中、ほのかな灯篭だけが一つともされ、、神官の足元を照らしつつ、本殿の奥から厳粛な声で「鬼は外、鬼は外」の声と共に豆が床に叩きつけられる音が響いてきます。
ああ、これが本来の鬼やらい、豆まきなのだなと思いつつ、低頭して聞いておりました。

それがすむと、その火から松明に点火され、それを持って今度は境内に設置された注連縄などを焼く場所にゆきます。そこでも祝詞が読み上げられてから、火がつけられ、夜空を焦がしてゆきます。
(ここからは撮影が許可されました)
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「鬼やらい」は鬼に扮した人が注連縄を焼く火の回りを3回ほど回り、その後、神官によってつかまり、縄で縛られ、「鬼縛り石」と呼ばれる石に縛り付けられます。
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鬼が捕まったあと、境内では「鷽替え」が始まります。
鷽(うそ)は嘘に通じ、自分の鷽を人とかえっこすることで、嘘がまことになるとか・・・
たくさんの人とかえっこするほどいいそうです。
巫女さんも中に入っていっしょにかえっこをしていました。」
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鷽替えが終わると今度は神楽殿で豆まきです。
「鬼は外、鬼は外、福は内、福は内」・・・・
豆まきは節分の行事とばかり思っていましたが、「追儺祭」は鬼やらい、厄をはらう行事、本来の「鬼は外」の豆まきは確かにこの時にするものなのでしょう。
「賀正」のお供えのある神楽殿での豆まきでした。
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日本のお正月のさまざまな行事は古式ゆかしく、厳かで、そして楽しい、とてもすばらしいものです。なるべくたくさんの行事を見ておきたいと思いました。

by mimishimizu3 | 2009-01-08 21:43 | 福岡


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