2009年 04月 04日
ヤドリギ  宿り木
桜を愛で、さくらを撮り、サクラに酔いしれているとき、ふとヤドリギがあるのに気づきました。

ヤドリギはこのブログ、2007年、2月16日にも出しています。
そのとき、早春に小さな黄色い花をつけるそうです・・・とだけ書き、花の画像をアップすることはできませんでした。
2月だったから、花はまだだったのでしょう。

黄色い小さな花を、今回はしっかりとレンズで見ることが出来ました。


コナラに寄生しているのでしょうか・・・
たくさんのヤドリギが一本の木に寄生しています。
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花です。これが秋には球形の液果に成熟し、黄金色に輝くそうです。
秋にまた見に来てみましょう。
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見上げて・・隣の桜にもはいってもらって・・・
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私がヤドリギに興味をひかれるのは、源氏物語の巻名になっていることや、「枕草子」 37段にも

  やどり木という名 いとあわれなり

とあったり、また、万葉の昔は「ホヨ」と呼ばれ、大伴家持にも歌われていると聞いていたからです。

     あしひきの   山の木末(こぬれ)の  寄生(ほよ)取りて

         挿頭(かざし)つらくは  千歳(ちとせ)寿(ほ)くとそ

  山の木の梢に生えている ほよ をとって、髪飾りにしたのは千年も続く長寿を祈ってのことです

昔の人は、葉の落ちた雑木林の中で、ヤドリギだけが青々と生きていることに生命力と、霊力を感じていたのでしょう。
また、今でも、地方の旅館や料亭では、商売繁盛の縁起物として床の間に飾られることも多いとか・・・
不思議な魅力を持った植物ではあります。

by mimishimizu3 | 2009-04-04 11:54 |


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