2009年 07月 20日
ホタルカヤ  朝の散歩で
世の中は、三連休とか・・・
皆様はいかがおすごしでしょうか。
私は、別にどうということのない、日常を送っております。

昨日、朝早く散歩に出ました。日曜なので、何時もよりちょっと足を伸ばし、時々行く、近くの山の麓にあるお寺まで行くことにしました。
道々、様々な「雑草」に目を向けます。ヤブマオが花をつけています。ヤブミョウガも咲き出しました。ヒオウギズイセンは、道端にも、やぶの中にも咲いています。
クズも咲き出しました。キカラスウリは、早朝にさいていたのでしょう、既にしぼんでいます。
「雑草」シリーズを始めてから、散歩が楽しくなりました。

朝の散歩で、気持ちのいいことは、お互い知らない人同士が「おはようございます」と挨拶を交わすことです。昼間になると誰もしないそんな事を、朝の早い時間にだけはする、というのも面白いことです。
山などでは、お互いにすれ違う人が挨拶をしあうようですが、「非日常」のところでは、みな心が優しくなるのかもしれませんね。

通り道の農家の庭には、すでに80代と思われる高齢の女性が草むしりをしておられました。
「おはようございます」
そういって笑顔をかわしました。

お寺にお参りをして、帰り道、やぶの中のヤブミョウガ、ヒオウギズイセン、ヤブマオを少しとって、お土産にしました。
行きに挨拶をした農家の前まで来ると、「オミナエシ、いらんとね」
「エッツ」と思いました。オミナエシが庭に咲いているではありませんか。もうオミナエシがさいている・・・私が驚いていると「、これももっていかっしゃい・・、花がすきっちゃろ」といってオミナエシを切って渡してくださいました。
一時に秋が来たよう・・・
私がオミナエシの中に顔を埋めていると、「ススキもいらんとね」
ススキ・・・
でも、普通のススキではありませんでした。
「ホタルカヤというとよ」

ホタルカヤ。
斑入りのカヤ、その斑をホタルに見立て、「ホタルカヤ」というそうです。
美しい名前です。それより、斑をホタルと見立てるその優しさに私は嬉しくなってしまいました。
本当にカヤのなかに蛍が止まっているようです。

家に帰り、常滑の壷に入れて、玄関の前に飾りました。

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左にあるのがヤブミョウガ、ヤブマオは右にあります。ヒオウギズイセンの赤が目立ちます。
黄色のオミナエシ、そして≪ホタルカヤ≫
まだ明けていない梅雨のうっとうしさを吹き飛ばし、さわやかな野の風が吹き抜けてゆくようでした。

by mimishimizu3 | 2009-07-20 11:31 | エッセイ


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