2010年 05月 01日
オダマキ
庭の隅に、かわいい花が下向きに咲いていました

何の花だろう・・・しばらく考えて、そうだ、オダマキだ、と気がつきました。

昨年の秋、苗を買ってきて植えておいたことを思い出したのです。

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オダマキといえば、思い出す歌があります。

   しづやしづ   しづのをだまき   くりかえし

      むかしを今に  なすよしもがな

静御前が、義経の子をおなかに抱え、頼朝に鎌倉に呼び出され、舞を舞うことを強要されたとき、舞いながら歌った歌です。有名な場面ですから、いろいろなドラマにもなっていますね。
これを聞いて、頼朝は怒ったとか。そうでしょう。静御前がここで歌った「むかし」とは義経と愛し合った日々のことですから・・
あっぱれ、静御前です。

この歌は伊勢物語32段

     いにしえの  しづのをだまき  くりかえし

        むかしを今に      なすよしもがな

の最初の5字を変えただけですが、静御前は伊勢物語などすべて諳んじていたのでしょう。
白拍子、などとさげすんでいうこともあるようですが、どうしてどうして、芯のしっかりした、立派な女性だったにちがいありません。

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そんなことをおもいつつオダマキを眺めていたら、この花が静御前のように思われてきました。

by mimishimizu3 | 2010-05-01 15:40 |


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