2010年 07月 18日
なにかは露を・・・・
約3週間、映画、「クロッシング」を見に行った以外、ほとんど家に閉じこもっておりました。
その間、山笠もありましたのに、今年はとうとう一枚写真を撮ることもできませんでした。(;O;)
ブログにアップしたものは、すべて外付けに落としてあったもの・・・・
そろそろ、動き出したくなりました(笑)

大分県臼杵。
石仏で有名なところです。
石仏の前の田んぼに、ハスが植えられていて、木道の上から眺めることができます。
ちょうど、雨が上がったばかりでハスにしずくが残っていました。



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しずくをたくさんつけたハスを見ているうちふと次の歌を思い出しました。

     はちす葉の   濁りに染まぬ   心もて

               なにかは露を   玉とあざむく

                               僧正遍照

(蓮は、沼や泥に染まることなく美しい花を咲かせるのに、どうしてその葉の上にある露を玉のように見せかけて、人を騙すのだろうか)

若いころはこの歌を、屁理屈だけの、本当につまらない歌と思っていました。が、今、露をたくさんつけたハスを見ていると、その露を、「玉」と見立てた感性もやさしく、暖かく思えてきて、この歌は、私が思っていたのとは違った、美しい歌だったんだなと,この年になってやっとわかってきました。


野の仏も、ハスに見守られているようです。

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臼杵石仏はあすアップします。

by mimishimizu3 | 2010-07-18 12:07 |


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