2010年 07月 23日
古賀春江の全貌   久留米石橋美術館
福岡県、久留米の生んだ著名な洋画家のひとりに、古賀春江がいます。。
(古賀春江、といっても女性ではありません。男性です)

キュビズムやシュールレアリズムなど、ヨーロッパの新しい美術を貪欲に吸収し、学び取り、日本のシュールレアリズムの先頭を切って走った画家の「全貌」展が、出身地、久留米の石橋美術館で開かれています。

私は、古賀春江が好きです。福岡市美術館にも数点あり、常設展示室でよく展示されています。
描かれているものの、一つ一つはリアルであり、具体的ですが、それらをまとめた全体は、現実を超えた、奇妙な夢の世界、意識下のなにか、なのでしょう。
静かに見ていると、心の中の何かがささやいてくるようです。

特に、今回の展覧会で、私が引き込まれたのは、古賀春江が書いた「詩」と作品が並列されていることでした。
詩人でもあった古賀春江、38歳の短い生涯はあまりにも時代を先走ってしまったのかもしれません。

   過去の雲霧をきり破って

   埃を払った精神は活動する

   ・・・・・・

   世界精神の絲目を縫う新しい神話がはじまる。

古賀春江の「新しい神話」がここからはじまるのかもしれません。


チラシ
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当然ながら、内部は撮影できません。
石橋美術館と夏空

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by mimishimizu3 | 2010-07-23 08:33 | 福岡


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