2010年 09月 25日
秋の風ふく
急に涼しさがやってまいりました。
風がさわやかに感じられます。

   君待つと   わが恋ひをれば   わが屋戸の

      すだれ動かし    秋の風ふく

                     額田王(ぬかだのおおきみ)万葉巻4  488

これは額田王が天智天皇を待っているときの歌だそうです。額田王にもこんなやさしい歌もあったのですね。
そしてこの歌は昨年の大晦日、小林幸子さんによって紅白歌合戦でも歌われました。

作曲は新井満さん、「万葉恋歌」として万葉集の歌が3首歌われました。
小林幸子さんと紅白といえば、「メガサチコ」ばかり話題になりますが、メガサチコの中で万葉の恋の歌が歌われたのです。切々と情感を込めて歌われていました。

また、リンクしたこの「ココロ・ニ・マドヲ」では小林幸子さんと新井満さん、そして万葉研究では第一人者の中西進先生の3人の座談会もあります。演歌歌手の小林幸子さんが中西先生と万葉恋歌をどう歌ったらいいのか、苦心なさった話は興味深いものがあります。よろしかったら見てください。

秋の風が、心に染み入るように吹き染めるころ、ふっとこの歌にまつわることどもなどを思い出しました。

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by mimishimizu3 | 2010-09-25 07:55 | エッセイ


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