おまけ
今日の朝日新聞の「朝日歌壇」を見ていたら、こんな歌がありました。
「なん買うとね」 「「ナン買うとよ」 と孫娘
「ナンてなんね」 と笑う爺ちゃん
福岡市 中尾裕美
思わず、クスリとしてしまいました。
楽しい歌ですね。博多弁がとてもうまく使われています。
この歌を標準語に訳せば(笑)こうなるでしょう。
「なにを買うの」 「ナンを買うのよ」 と孫娘
「ナンてなに?」 と笑う爺ちゃん
これでは短歌になりませんよね(^^)v
「なに」を「なん」という博多弁とインド料理の「ナン」をからめたユーモア、そして、なん、ナン、なん、ナンと4回も同じ音の繰り返しの効果で、ほのぼのとした、暖かい歌になったのでしょう。
方言の持つ力は大きいです。