2011年 05月 25日
さうび
バラは漢字では「 薔薇 」と書き、「そうび」とも呼ばれます。
とても西洋的な感じがする花ですが、日本には意外に早い時期に入っているようです。
奈良時代、すでに「さうび」として歌にも詠まれています。

ここで問題です(笑)

古今集には「物名」(もののな)という部があります。
一種の言葉遊びで、歌の中に、そのものの名前を織り込んでゆくものです。(言葉の清濁は関係なしとされます)

  さうび

  われは今朝(けさ) 初(うひ)にぞ見つる  花の色を

             あだなるものと  いふべかりけり       紀貫之   古今集巻10、      

(私は今朝、初めて見た。人々が珍しがってもてはやす薔薇だが、私には色っぽく、派手すぎるようにおもわれる)                                 
さて、この歌のどこに「さうび」がかくされているでしょうか・・・


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昔の人はみやびな遊びをしたものですね。

by mimishimizu3 | 2011-05-25 11:31 |


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