2011年 09月 14日
屋根のある橋  木末橋(こぬればし)
屋根のある橋をもう一つ

奈良、吉野、宮滝
ここは古代史の舞台によく登場します。持統天皇が大勢の皇子たちを連れてここを訪れたことはよく小説などにもでてきますね。

その宮滝に「木末橋」があります。
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横から見たところ
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この橋をわたると、そこには「櫻木神社」があり、境内に山部赤人の碑がたっていました。
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  み吉野の  象山(きさやま)の間の  木末には
   
    ここだも騒ぐ  鳥の声かも
 
 (吉野の象山、その山中の木々の梢ではあたり一面になき騒ぐ鳥の声のなんとにぎやかなこと!)

の、の、の、を重ねたリズム感にあふれる美しい歌。そしてそこに鳥の声、叙景と音楽性のあふれた万葉集の中でもとりわけの名歌といえるでしょう。
この名歌とともに私には忘れられない橋となっています。

by mimishimizu3 | 2011-09-14 08:35 |


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