2011年 09月 25日
柴橋
吉野、宮滝シリーズが続きます。

吉野川に架かる橋がありました。鉄で出来ている橋です。
でも、名前は「柴橋」

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調べると、次のようなことがわかりました。
昔は、もう少し上流の、川幅が狭いところにかかっていて、当時は松の丸太を橋桁にしてその上に歩み板を貼り、柴垣で作った欄干だったので「柴橋」と呼ばれていました。
鉄橋に作り替えられたけれど、人々は以前のままの「柴橋」と呼んでいるとか・・・・

馴染んだ名前をそのまま使う、この地の人々の心の優しさを思いました。

橋の下は、美しい吉野川が流れています。

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   見れどあかぬ  吉野の川の  常滑に

      絶ゆることなく   またかえり見む
                                    柿本人麿    万葉1-37

  (いくらみても飽きない吉野の川、この川の常滑のように、絶えることなくこの地をくりかえしまた来て        は眺めよう)

本当に清く、コバルトブルーの美しい流れの吉野川です。
万葉の昔も多くの人を引きつけてやまない川だったのでしょう。

by mimishimizu3 | 2011-09-25 10:15 |


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