2011年 11月 10日
2011・3・10 日本人のいったい誰が、翌日、2011・3・11に起こる未曾有の大災害を予想しただろうか。 あの、大災害が起こる瞬間まで、おそらくすべての人は、今この瞬間の次には今の続きの瞬間が来て、今日の続きには明日があると信じていたのだろう。 いや、「信じる」とか、「信じない」というようなことではないかもしれない。 それはあまりに「当たり前」のことであって、だれも、そんな当たり前のことを頭の隅に置くことさえしなかったはずだ。 いったい誰が、次の瞬間、思いもかけない大災害が起こるかもしれないと怯えて生きていけようか。 昔、中国の杞の国の人が、天が裂け落ちてこないかと憂えたということから「杞憂」という言葉ができたと教わったことがあるけれど、今度の災害は、天ではないけれど、海が牙をむき、海の水が「山」となり、人々を襲った。「杞憂」は人事ではなかったといえよう。 しかし・・・・ 今日という一日がくれてゆこうとしている。 空は赤く燃え夕映えの中、夫婦岩はしっかりと注連縄で結ばれている。 明日は・・・・ 明日を信じたい 人生の不条理、運命がいかに過酷であったとしても、この美しい自然の前では、やはり、「明日」を信じたい。 明日の命を 明日の愛を 明日の絆を そして 明日の平安を・・・・ 美しい自然の前で、ただ、ただ、祈りたい
by mimishimizu3
| 2011-11-10 09:40
| エッセイ
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