2012年 03月 26日
道草の橋
下校時、小学生がランドセルをカタカタと鳴らしながら、橋の上まできました。
突然、ひとりの女の子が欄干のそばにしゃがみこみ、動こうとしません。

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「用草を食う」という言葉を広辞苑でひくと次のように出てきました。

(馬が路傍の草を食って進行が遅くなることから)途中で暇を費やす、横道にそれて手間取る

この女の子は、道草を食って何を眺めていたのでしょう。
橋の下には春の光を浴びたせせらぎがあります。
風も心地よく吹いています。
小鳥の声も聞こえます。

今の時代、「効率」という名の下に、目的地に以下に早く着くか、いかにまっすぐに行くかが問われているようですが、この女の子はまっすぐに家に帰るのではなく、ちょっと「道草を食って」います。

「効率」より大事な何かを、この子はこの時間で味わっていたのかもしれません。

by mimishimizu3 | 2012-03-26 15:23 |


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