2006年 10月 06日
通潤橋の写真は、観光ポスターや観光案内、テレビ、新聞等々で折に触れ目にしていました。 橋の上から豪快に水を放出する様は、勇壮であると同時に優美さをも備えていて、いつか実際に見て見たいとずっと思い続けていました。 今回、その夢がかないました。 通潤橋は人が通るための橋ではなく、田んぼに灌漑用水を送るために作られた水路橋です。 嘉永5年(1852)水が無くて困っている村人のために,1年8ヶ月の歳月をかけて,当時の庄屋が肥後の石工たちの技術を用いて作り上げたそうです。昭和35年国の重要文化財に指定され、今では熊本有数の観光スポットとなり、観光客があとをたちません。 1 観光案内等の通潤橋はこの構図で撮られたものが多いようです。そこで、この構図になる場所をあらかじめ探しておいて、この写真を撮りました(笑) 2 もっと近づいてみます。 3 橋の上に上ってみました。3本の石組が並んでいますが、その下を水が流れているわけです。 4 水が出て行く瞬間 5 ちょうど太陽光線が当たり、下の川底近くに虹ができていました。 6 近くの小学生が見学に訪れていました。放流をやめ、穴に栓を打ち込む管理人のおじさんをみな、興味津々みつめていました。 7 今回の撮影会は通潤橋に集合、翌日の解散も通潤橋でした。 撮影会の全ての行程を終え、再び戻ってきたとき、通潤橋には夕日があたり、ハッと息をのむほど美しく輝いていました。 観光客も去り、静かな田園の中にたつ通潤橋は、ひっそりと己本来の姿に戻り,私たちに優しく語り掛けてくれるようでした。 こんなすばらしい橋がいつまでも、いつまでも現役で使われますように、と祈りつつ通潤橋を後にしました。
by mimishimizu3
| 2006-10-06 10:16
| 撮影会
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