2008年 02月 05日
縁切り地蔵
この世の中、、縁結びの神様で有名なところはたくさんあるし、「縁結び」といえば、なにか心温かく、ほこほことしてきます。
それは当たり前しょう。
「むすぶ」ということはプラス志向、明るい未来、夢のある将来を想像し、期待が膨らみます。縁結びの神様がこれだけはやるのも、それは人間心理にかなった当然のことといえましょう。

しかし、人間はまた、切りたい縁というのがあるのも事実です。

縁切り地蔵

久々に、「縁切り地蔵尊」の前を通ることがありましたので、ふと立ち寄って見ました。


この由来書きで「ある事情のため」とあるのは、妻をもらうはずの男性が、他の女性のもとに行ってしまったということです。以前はきちんとそう書いてあったのですが、いつの間にかあいまいな表現になってしまっていました。
それにしても、和銅年間、旧い話です。いつの世も、男と女は変わりません。


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以前聴いた話によりますと、お参りで圧倒的に多いのは、夫に愛人ができた、その人との縁を切ってほしい、というのもだそうです。
男と女が背中合わせになり、うつむいている絵馬です。
稚拙とも、幼稚ともいえるこの絵馬が、でも、なぜか悲しさを誘います。

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しかし、人間が切りたい縁というのはなにも人間関係だけではありません。
「愛人問題」の次に多いのが、病気、持病との縁を切ってほしいというもの、依存症、アルコール、パチンコなどとの縁をきってほしいというのも多いそうです。
暴走族に入った孫を心配して祖母が日参されたとか・・・
壁には願い事が書かれた封書が、ずらっと並んでいました。
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by mimishimizu3 | 2008-02-05 08:22 | 福岡


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