カテゴリ:窓( 100 )

2011年 09月 05日
借景の窓  窓No.100
いよいよ「窓シリーズ」最終回となりました。

最終回には、どんな「窓」にしようか、ずいぶんと悩みました(笑)
日本的な、美しい「窓」で終わりたいと思い、外付けを探しました。
7月の奈良の旅で、コンデジに納めた「借景の窓」が有りましたので、それを使うことといたします。

借景・・・
外の景色を、自分のものとして使う・・・
外と内と、区別があって区別がない、融通無碍の日本的な感性だと思います。
四季折々の自然が作ってくれる景観をこよなくめでるこころがあればこそ、「借景」という発想が生まれるのでしょう。
この、海住山寺(かいじゅうせんじ)の窓からの眺めも、春は桜、秋は紅葉で美しく染まるそうです。

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これで「窓シリーズ」は終わります。お付き合いいただきましたこと、感謝申し上げます。

2年以上にわたってさまざまな「窓」を見てきました。
「窓なんかを撮って、なんになるの」と言われたこともあります。
でも、100個の窓を改めて眺めてみると、それぞれの窓にはそれぞれのドラマがあり、それぞれの顔があります。そのドラマを自分で勝手に考えることはわたくしにとって、とても楽しい時間でした。

「窓シリーズ」の次は「橋シリーズ」をしようと思います。


大きい橋、小さい橋、有名な橋、名もない橋、木の橋、石の橋、鉄の橋、海に架かる橋、空に架かる橋・・・
橋には様々な風情があり、ロマンがあるでしょう。
これからどんな橋との出会いがあるか、いまからワクワクしています。
どうか今までと同じく、お付き合いいただきますようお願い申し上げます。

by mimishimizu3 | 2011-09-05 08:26 |
2011年 09月 04日
土壁の崩れ??  窓No.99
台風12号が、甚大な被害をもたらしているようです。
みなさまのところは被害がございませんでしたか。
3月の大災害、台風の被害、今年は自然災害がきびしいですね。被害に遭われた方々に、こころからお見舞い申し上げます。

さて、「窓シリーズ」もいよいよ大詰めとなりました。
今日は7月に行った奈良で出会った窓を・・・

はじめ土壁の崩れかと思いました。でも、どうみてもきちんとした矩形です。
あるいは何らかの意図でこのように切り取ったのでしょうか・・・
謎です(笑)
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by mimishimizu3 | 2011-09-04 16:32 |
2011年 08月 18日
風車小屋の窓   窓№98 
ハウステンボスの風車
ハウステンボスの象徴になっています。
この窓からのぞいたら、外にはどんな光景が広がっているのでしょう・・・

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その風車小屋が、夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気をかもし出しています。

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by mimishimizu3 | 2011-08-18 08:57 |
2011年 07月 25日
セーラーの窓   窓No.97
最近、ちょっと注意して周囲を見ていると、「屋根裏の窓」が結構目に付きます。
本当に、「屋根裏部屋」として使われているのか、それとも単なる飾りなのかわかりませんが、物置として使われているところも多いのではないでしょうか。

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「屋根裏部屋」には楽しい思い出があります。

小学何年生の頃だったかは定かではありませんが、私は夢中になって本ばかり読んでいました。その中に「小公女」がありました。
主人公、セーラーがはじめは寄宿舎でお金持ちのお嬢様としてちやほやされていたのに、父親が生死不明となると、寄宿舎側は手のひらを返したように、セーラーを「使用人」として扱い「屋根裏部屋」に追いやります。

「屋根裏部屋」という言葉を私が知った最初です。

「屋根裏部屋」??
私にはそこがどんなところか、全く想像ができませんでした。
私は夜寝るとき、天井を見上げました。薄い板が張ってるだけの天井の上にまだ部屋があり、そこで私と同じくらいの少女が寝起きできるなんて・・・・いくら天井を見上げても、セーラーの住む世界は私にはやはりわからないところがたくさんある、遠い「外国」、想像をはるかに超える世界でした。

屋根裏部屋の窓を見ると、私は幼かった日、布団の中でぱっちりと目を開け、天井を見上げていた自分を思い起こします。
テレビもなかった時代、「屋根裏部屋の窓」は私に限りない外国への想像とあこがれをもたらしてくれました。
そして、屋根裏部屋の窓は、私にとって、「セーラーの窓」となりました。

by mimishimizu3 | 2011-07-25 09:42 |
2011年 07月 18日
蔵  窓No.96
外壁だけ、塗り替えたのでしょうか、きれいな蔵の窓がありました。
この蔵の中には何が入っているのでしょう・・・ふとそんなことを考えました。
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今、九州国立博物館で「よみがえる国宝」展が開かれています。

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貴重な様々な古文書や文物が、それらを愛する人たちによって、何百年と大切に維持保管されてきたから、今、私たちはそれら「国宝」として見ることができるです。
それらを保管してきたものは「蔵」だったのでしょう・

ビデオで、京都、冷泉家の「お文庫」を解説していました。800年間、ひたすら古文書を大切に守り続けてこられた冷泉家の方々には頭の下がる思いです。冷泉家の「お文庫」は「歌の神様が宿るところ」とされてきて、今でも当主でなければ入れないとか・・・

蔵、それは単にモノを保管しておくところではなく「文化」を伝えてきたところなのだなと思いました。


おまけ、

なでしこジャパン、やってくれました!!
今まで勝ったことのないアメリカをねばって、ねばって、先制点をとられてもあきらめないで、最後の最後まで頑張って・・・・
朝、3時起床、テレビの前で観戦していました。

嬉しいニュースですね。「がんばれ日本!!」勇気をもらいました。
ありがとう、なでしこジャパン。
女性の活躍は嬉しい限りです。

by mimishimizu3 | 2011-07-18 16:54 |
2011年 07月 17日
破風(はふ)   窓No.95
破風を「窓」と言ったら、すぐさま「破風は窓ではない!」というお叱りの言葉が飛んできそうです。
それを覚悟で、破風を「窓」として取り上げました。

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いつの頃だったか、覚えてはいないのですが、そして、どんなお話だったのかも覚えていないのですが、幼い頃読んだ童話の本に、小さな鬼が、破風を破って侵入して来て、、まさか屋根から入ってくるとは思っていない人々を驚かす、という場面がありました。
そこには挿絵もあって、破風を蹴破って中に入っていく鬼が描かれていたのです。

それ以来、私はそこは「窓」と同じと思い込み、ずっと破風のことを「窓」と思っていました。
今回、奈良の旅で、破風をいくつも見、そのことに話が及んだとき、破風は「窓」ではない、ということが話の途中で判明し、私はびっくりしました。50年以上、信じてきたものが間違っていたと、やっと分かったのです。

破風をよく見てみると、たしかに板が打ち付けてあって、「窓」ではありません。

でも、でも・・・私にとって、50年以上、破風は「窓」だったのだから・・・・

楽しい記念にアップしておきたいと思いました(-^〇^-)

by mimishimizu3 | 2011-07-17 07:45 |
2011年 07月 02日
閉ざされた窓   窓No.94
この窓が、板で打ち付けられるまでは、ここはどんな役を果たしていたのだろうか。
まだまだ、人の気配が感ぜられるところで、廃屋となって行く窓。
夏の、ムンムンする命がより寂寥感を醸し出しているように思われた。

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by mimishimizu3 | 2011-07-02 17:37 |
2011年 06月 18日
窓植物   窓No.93
突然ですが・・・
「窓植物」といわれ、「窓」のある植物がある、ということを、みなさま、ご存知でしたでしょうか。
私は、初めて知りました。

熱帯植物園で見たプレートです。

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そして、その植物とは

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多肉植物の一種です。表面の透明なところが「窓」なのだそうです。

「窓シリーズ」をしていなければ、見過ごしてしまうところでした。
窓シリーズも終わりかかっているとき、おもしろい「窓」に出会いました。

by mimishimizu3 | 2011-06-18 21:06 |
2011年 06月 17日
がま口の思い出   窓No.92
がま口のある窓を見たとき、私の脳裏にAさんの面影が浮かびました。

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今、お財布は、二つ折りの札入れが多く、札入れには、コインも入るところがあるので「がま口」を使っている人は少なくなったような気がするのですが、どうなのでしょうか・・・
私は札入れとは別に、コイン入れとしてがま口を使っています。昔ながらの形も可愛く、使い勝手もとてもいいものです。
今使っているのは、もうかれこれ20年前に甲府に行ったときに記念に買った印伝のがま口です。印伝は使えば使うほど、柔らかく、使い良くなってきます。
この印伝のがま口に、楽しい思い出があるのです。

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昨年の秋、みちのくの旅に出ました。
カメラの先生が発起人となり、ひと足早い東北の秋を見てきたのですが、写真は撮らない人もいて、のどかな楽しい旅でした。
その旅で、私と同じ部屋に割り当てられたのが、カメラには興味のないAさんでした。
同じくらいの年齢だったこともあり、カメラが好きかどうかなどは別として、私たちはすぐに打ち解け、仲良くなりました。
Aさんは女性には珍しいくらい、くだくだしない、はっきりものを言う人で、竹を割ったようなその性格は、私には気持ちいいものでした。

お土産屋さんに入って、買い物をしていた時です。
二人が支払いをしようとお財布を出したとき、二人とも同時に「あらっ!!」と声を上げました。なんと二人とも、全く同じ印伝のがま口だったのです。

私のはもう年季が入ってかなりくたびれているけれど、Aさんのはまだ新しく綺麗でした。でも、古いか新しいかの違いだけで、大きさも,柄も、全く同じなのです。
こんなことってあるのねえ・・・と二人ともびっくりしました。
知り合ったばかりですが、何となく馬が合うと感じていたのもなるほどと思い当たりました。
全く同じものを愛用しているとは、やはりどこかで感性が似ていたのでしょう。
さばさばとしたAさんの声が聞きたくなりました。

by mimishimizu3 | 2011-06-17 11:15 |
2011年 06月 11日
釣鐘の見える窓   窓No.91
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長崎  崇福寺にて

by mimishimizu3 | 2011-06-11 09:01 |