カテゴリ:詩( 69 )

2012年 03月 23日
生きているって・・・
     生きているって
     ホラ こんなにうれしいの

     生きているって
     ホラ こんなに楽しいの


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     道端で 人に踏みつけられても
     子どもたちに  足蹴にされても
     犬に  おしっこをふりかけられても
     オオイヌノフグリなんて
     とんでもない 名前をつけられても

     でも でも
     生きているって こんなたにすばらしい

     春のやわらかいそよかぜと
     暖かいお日様の光の中で

     小さな ちいさな命が
     命の歌を 
     うたっている   

by mimishimizu3 | 2012-03-23 10:09 |
2011年 11月 03日
赤まんまの歌

     赤まんまが咲いたよ
     小さな 粒ゝの花だよ

     赤まんまの花で
     おままごとをしたよ
     遠い ふるさとの
     遠い 日
 
     そっと手にとれば
     
     赤まんまの花の中には

     おかっぱの髪の わたしと
     ふるさとの香りがあるよ

     
     

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by mimishimizu3 | 2011-11-03 08:44 |
2011年 10月 04日
  あっ  鳥が飛んでいる・・・

  日本庭園の  杉の木戸
  緑の 鳥が飛んでいた。

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  今は緑だけれど
  秋にはもみじの 赤い色になるだろう
  夕日を受けたときも きっと赤い色になるだろう

  雪の日は
  白い鳥になるだろうか・・

  私は  どんな色の鳥になりたいだろう

  コバルトブルーの鳥がいいな
  コバルトブルーの鳥になって

  遠い 遠い 南の島の

  コバルトブルーのサンゴ礁で
  コバルトブルーの海の上を飛んでみたい・・・

by mimishimizu3 | 2011-10-04 07:06 |
2011年 10月 01日
敗荷
ハスの花が過ぎ、葉っぱも枯れ、折れ曲がったような状態の蓮を「破れ蓮(ヤレハス)」と呼ぶということは、以前どなたかに教えていただきましたが、同じ状態の蓮を「敗荷」とも表現することがある、ということを私に教えてくださったのは、初老の上品な男性でした。

「敗荷?」
わたくしがそういぶかると、その人は穏やかな口調でいいました。
「与謝野鉄幹に“敗荷”と言う題の詩があるのですよ。全部は覚えていませんが、その中に、 花もろかりし、人もろかりし・・・というフレーズがありましてね。それだけは忘れられません」

私は早速与謝野鉄幹の「敗荷」をネットで探しました。

廃荷

夕(ゆうべ)不忍池(しのばす)の池ゆく
涙 おちざらむや
蓮 折れて月うすき

長だ亭(ちょうだてい) 酒寒し
似ず 住の江のあづまや

とこしへと云ふか
わずか ひと秋
花 もろかりし
人 もろかりし

おばしまによりて
君節目がちに
嗚呼(ああ)何とか云ひし
蓮に書ける歌


福岡のお堀にはずっと蓮が植えられていて、毎年綺麗な花を咲かせてくれます。花が終わり、枯れた状態になると、きれいに刈り取られ、水鳥がわたってきて、またひとつの風物詩になっているのですが、ある年、枯れた蓮が刈り取られず、そのまま放置され「敗荷」の状態のままのときがありました。
秋がたけ、冬が来て、冬がさり、春が来て桜が咲き、その桜が散り出すと、「敗荷」の周りに花筏ができました。
「花もろかりし
 人もろかりし・・・・」

私はそのフレースを口ずさみながら、「敗荷」と花筏を見つめました。

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by mimishimizu3 | 2011-10-01 08:43 |
2011年 08月 10日
草原の少女
草原には さわやかな風が吹き 

野の花が静かに揺れていました

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少女がひとり

無心に 野の花をつんでいました

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草原で 花を摘む少女よ

優しい風と 流れる雲と 緑の草の中で

あなたの心は やさしく震えていることでしょう

これからのあなたの人生に

大きな山が 行く手にあろうとも

今のあなたの その心を失わないで・・・

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そう祈らずには いられませんでした


追記

この少女は、このあと、私に「このお花上げます」と摘んだ花を私のところに持ってきてくれました。
私は思わず「ありがとう!!」といって少女を抱きしめてしまいました。
私はその花をリュックのポケットに挿しました。
夕方、リュックのしぼんでしまった花を見つけ、少女は「また取ってあげますね」といって微笑みました。

私にとっても忘れられない思い出となりました。

〇〇ちゃん、ありがとう!これからのあなたの人生が幸多からんことを祈ります。

by mimishimizu3 | 2011-08-10 09:46 |
2011年 06月 28日
追憶の風景
    子どもの頃
       大きく両足を広げ

    体を前に倒し
      “股の間”から 覗いてみた
        
       いつも見慣れた光景が 
             全く違ったものに見えた

       あの時知った
           新鮮な驚きと感激を
        
          私はいつ
            失ってしまったのだろう・・・

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by mimishimizu3 | 2011-06-28 07:43 |
2010年 12月 24日
今日一日だけでも
 今日一日だけでも
 世界中の人の心から
 「憎む」という思いが消えたなら・・・

 メリー・クリスマス!

 寒さに震えている人の上にも
 飢えに苦しんでいる子供の上にも
 戦場で戦っている兵士の上にも
 
 今日は平安があってほしい

 憎しみのかわりに
 笑顔が世界中にあふれてほしい

 メリー・メリー・クリスマス!

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by mimishimizu3 | 2010-12-24 10:28 |
2010年 11月 07日
朝焼けの歌
新しい一日がはじまるとき
新しい光に包まれて
街は静かに目覚めようとしている

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今日の日よ平安であれ
人のこころよやさしくあれ

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自然はこんなに美しいのだから・・・

by mimishimizu3 | 2010-11-07 11:44 |
2010年 10月 15日
あけび
    ふるさとの
         風の香(か)持てくる
                あけびかな          ミミ

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友人がアケビを持ってきてくれました。
だいぶ痛んでいるので、写真に撮るのもためらわれたのですが、友の心遣いに感謝して、小石原焼きのお皿に入れてみました。
遠い、とおい、ふるさとのなつかしい香りが漂ってくるようでした。

by mimishimizu3 | 2010-10-15 08:01 |
2010年 03月 05日
ゆきやなぎ
高い高い 天のきわみから
ひらひらと 舞い降りてきた
雪の精

地上にたどりついて 花となった

その名は
・・・・ゆきやなぎ

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遠い遠い ふるさとの
どこまでもどこまでも 真っ白な世界

そっと夢見て咲く

その名は
・・・・ゆきやなぎ

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by mimishimizu3 | 2010-03-05 07:23 |