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2009年 10月 30日
沈まぬ太陽
今話題の映画「沈まぬ太陽」を見てきました。
山崎豊子氏の作品の中で、なかなか映画化がなされなかった作品だったそうで、パンフレットに書かれた山崎氏の文章からも、やっと映画化された喜びが伝わってきます。
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映画の最後に「これはフィクションであり、登場人物、団体は、すべて架空のものであり、実在の人物、団体とは関係ありません」との説明文が出ますが、誰がどう見たとしても、「国民航空」と映画の中で呼ばれるこの航空会社は日本を代表するN航空を連想します。
なにしろ歴史的ジャンボ機の墜落、「お巣鷹山の尾根」がそのままの名前で、日時も事実とまったく同じく設定されているのですから・・・・

映画は前評判どおり、見ごたえのあるものでした。
主人公,恩地を演ずる、渡辺謙氏の迫力ある熱演、恩地と一緒に労働組合を戦いながら、会社側につき、女、金、あらゆる手段を使ってのし上がってゆこうとする行天を演ずる三浦友和氏の苦渋に満ちた渋い演技、脇役の女優陣もそれぞれ良い素敵な味を出していました。

労働組合の委員長をして、安全を守ろうとした主人公が、報復人事で、カラチ、テヘラン、ナイロビと就航路線もないいわば「僻地」に追いやられながらも、信念を曲げず、自己の信ずるところを貫いてゆく壮烈な姿は胸を打ちます。。
恩地が「会社とはなんなんだ!」と叫ぶ場面があります。まさに、「会社」とはなんなのか、「仕事」とはなんなのか、「出世」とはなんなのか、さらに「人生」とはなんなのか・・・この作品で作者が投げかけたのは、そういうことだったのかもしれません。

3時間22分の映画を見終わって、家に帰り着き、夕刊を見ると、一面のトップ、「日航再建 特別立法検討」の文字が飛び込んできました。まさに「むべなるかな」と思いました。

by mimishimizu3 | 2009-10-30 17:54 | 映画
2009年 10月 29日
雑草と呼ばれる花々 № 94
秋の野で、行く秋を惜しむかのように、さまざまな草が風に揺れています。


ヌカキビ
目立たない草です。枝の先が垂れています。カゼクサに似ていて、私の好きな雑草です。
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サヤヌカグサ
これも、まさに「雑草中の雑草」
でも、風に揺れているところは、ちょっとかわいいな、と思ってしまいます。
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ヤマラッキョウ
ちょっときれいな花を・・・
晩秋の山野に自生する花、ラッキョウと同じく、茎は食用になるそうです。
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by mimishimizu3 | 2009-10-29 08:45 | 雑草と呼ばれる花々
2009年 10月 28日
朝の散歩道
私の散歩コースはいくつかあります。
川Aコース、川Bコース、○○寺コース、○○公園コース、△△公園コース、××公園コース・・・(^_^.)
その日の気分によって決めます。

この写真は最近できた、○○公園・・・・
春は、「たけのこを取らないでください」という看板が出て、夏には、「へびに注意してください」という看板が出ます  !(^^)!  (^'^)

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by mimishimizu3 | 2009-10-28 07:26 | 自然 風景
2009年 10月 27日
ムベをめぐる三つの話
植物園で秋のバラを撮ってから、さてどうしよう・・と思い、そうそう、もしかしたら、ムベの実がなっている頃かもしれないと気づき、行ってみました。
ムベの花は、07年4月27日にアップしています。
     
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可憐で清楚な花が、秋の今、紫のアケビに似た実をつけていました。

   
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この木がなぜ、「ムベ」と呼ばれるようになったのか・・・
それには面白い言い伝えがあるのですね。
ネットでこんな記事を見つけました。

『 晩秋、ほのかに甘い赤紫の実のなるアケビ科の低木「ムベ」。この植物の語源が、天智天皇が発せられた一言だったということをご存じだろうか。
 琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。
 「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」と命じた。』

ムベは、そんなに栄養のある、おいしい実なのでしょうか・・・・
アケビは食べたことはありますが、ムベは食べたことはありません。
野山に自生しているのも見たこともありません。一度食べてみたいですね。

それと

むべ、といえば、私はすぐに思い出す歌があります。
百人一首にもとられているから、ご存知の方も多いでしょう。

     吹くからに   秋の草木の   しをるれば
   
         むべ山風を   嵐といふらむ

                            文屋康秀

古今集、秋の歌 下 の巻頭を飾っている歌です。
若いころ、この歌を読むたびに「つまらない歌だなあ・・・」と思ったものです(笑)
山に風がふいて、草木がしおれた・・・なるほど嵐だなあ・・・
山の風だから「嵐」、こんな屁理屈にもならない、言葉遊びだけの歌を作っているから、明治時代、正岡子規に「歌よみに与ふる書」の中で、「貫之は下手な歌詠みにて、古今集はくだらぬ集に有之候」といわれるのだ・・・

でも、でも・・・・

年を重ねるということは、感性も感覚も変化していくものなのでしょう。
最近、この歌を口の中で転がしてみて、そのすばらしいリズム感に驚いてしまいました。
歌というのは、単にその内容、歌い方、だけでなく、こうした言葉遊びだけでも大いに良いではないか・・このさわやかなリズム感を、定家も愛したから「百人一首」にも取り入れたのではないか・・・
若いころの一方的な見方から開放されたのかもしれません。
今度のお正月にはひさびさに百人一首を出してみようとおもいました。

三つ目のムベをめぐる話・・・
それは漢字のことです、
ムベは漢字で書くと「郁子」
なぜ、「いくこ」が「ムベ」になったのか・・・
知らなければ読めない字です。経緯があるなら知りたいものです。
ご存知の方がいらしたら、教えてください。

by mimishimizu3 | 2009-10-27 11:47 | エッセイ
2009年 10月 27日
雑草と呼ばれる花々 № 93
昨日はヒヨドリジョウゴの実を出しましたが、今日もまた、「実」です。
秋は実りの季節、実が多くなります。


ヌスビトハギの実
ヌスビトハギの花は、このシリーズ№ 83,今年の9月29日に出したばかりです。
先日、見慣れない実があるのでよくよく眺めていたら、いくつかヌスビトハギの花がついていて、それで、この実がヌスビトハギとわかりました。
花が残っていなかったら、わからずじまいのところでした。
ヌスビトハギはマメ科、たしかに、マメ科の実です、
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キカラスウリの実
烏瓜の実といえば、誰しも、かわいい赤い実を思い浮かべるでしょうが、キカラスウリの実は青いですね。

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ヨメナ
今、あちらこちらの草むらで、ヨメナが美しく咲いています。
雨上がり、野の花もみな、生き生きと輝いて見えました。
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おまけ
この花を「雑草」とはさすがの私も言いません(笑)

地面からいきなり花が出ていて、茎もなければ葉っぱもない・・・
サフランによく似ているけれど、サフランより大きい・・・
コルチカム、通称「イヌサフラン」でした。
とてもきれいな花です。
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by mimishimizu3 | 2009-10-27 07:25 | 雑草と呼ばれる花々
2009年 10月 26日
木の葉祭り
「木の葉祭り」
やさしいネーミングです。
このお祭りがやさしいのは、ネーミングだけではありません。近くにある知的障がい者施設の「板屋学園」や、オイスカ西日本研修センターとの共催のお祭りなのです。

福岡と佐賀の県境に近い背振、山の澄んで空気の中で、色づき始めた木々のそよぎを聞きながら、秋の一日を楽しみました。


背振少年自然の家、がメーン会場。
市役所の職員の方々で結成されたジャズバンドも、友情出演です。
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木工を教えてくれるコーナーもありました。
子どもより、お父さんのほうが楽しそう・・・!(^^)!
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オイスカで、日本の農業技術を学んでいる方々が、自分たちで作った野菜を売っていました。
みな、日本語もお上手です。それぞれの国に帰られたら、農業指導員として活躍なさるでしょう。
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近くを散策してみました。
わら屋根の農家がありました。大きなワンちゃんがゆったりと・・・・私たちが近寄っても吠えもしないでいます。
番犬にはなっていないようです(笑)
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by mimishimizu3 | 2009-10-26 14:07 | 福岡
2009年 10月 26日
雑草と呼ばれる花々 № 92
今日は「ヒヨドリ」がらみで・・・・(^.^)


ヒヨドリバナ
フジバカマとよく似ていますね。
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ヒヨドリジョウゴの実
ヒヨドリジョウゴの花は、このシリーズ 48、08年10月6日に出しています。

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花は凛として美しく、気品あふれています。
今、1センチにも満たない実が、真っ赤に色づき林の中で、ひときわ目立っています。

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センダングサ
この実も、服についてきます。今の季節、草むらの中に分け入ると、必ずといって良いほど、衣服にまとわりついてきます。
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by mimishimizu3 | 2009-10-26 13:20 | 雑草と呼ばれる花々
2009年 10月 25日
雑草と呼ばれる花々 № 91
いよいよカウントダウン・・・・あと9回です。


オオオナモニ
幼いころ、秋の野で遊んでいて、いつの間にか着ていた服に、「オナモミ」がたくさんついていて、痛い思いをしながら一つ一つ指で取り除いた思い出をお持ちの方も多いでしょう。
私も、懐かしい、遠い日の思い出として心に残っています。

このオナモミは、外来種の「オオオナモミ」、昔服についてきたオナモミより、猛々しいです。

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ツワブキ
今、ツワブキが一番美しい季節を迎えています。
きれいな花ですから、庭に植えておられる方も多いでしょう。
けれど、元来「雑草」・・・・どの「雑草図鑑」にも載っています。
藪影でひそやかに咲くツワブキに心惹かれます。

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クグガヤツリ
カヤツリグサの仲間はたくさんあって、判別が難しいです。
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おまけ

ハテナ花
どなたか,この花
ごぞんじありませんか・・・

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by mimishimizu3 | 2009-10-25 07:56 | 雑草と呼ばれる花々
2009年 10月 24日
赤い秋
秋には赤い色が目に付きます。


ツタ
真っ赤に色づいた蔦・・透過光でみる美しさは格別です。
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ハクモクレン
遠くからこの実を見たとき、この木が何の木かわかりませんでした。近寄って見上げても・・・・
緑の中に溶け込んでしまった木は、なかなかその木が何であったか、思い出せません。
「ハクモクレン」と思い出すまでにはかなりの時間がかかりました。

春、あんな真っ白な花を咲かせていたハクモクレン・・・・
秋にこんな実になっているとは始めて知りました。

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ジュズサンゴ
植物園で見かけた花、かわいい実をつけていました。
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by mimishimizu3 | 2009-10-24 06:52 |
2009年 10月 23日
秋のバラ
憂いを含んだかのように
泣きぬれているかのように

秋のバラは・・・・

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しっとりと 
静かに

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どこからか
金木犀の香りも流れ来て

ばらのかすかな香りと一緒に
空に流れていった

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by mimishimizu3 | 2009-10-23 06:24 |