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2010年 07月 31日
ハノイ紀行Ⅳ   ハロン湾クルーズ
ハノイの天候は、ほぼ日本と同じ、気温も高く蒸します。
ハロン湾に着き、海風にあたるとほっとしました。

青い海から大小いくつもの奇岩がそそりたつハロン湾は「海の桂林」とも呼ばれているそうです。
雄大な海に、次々に現れる奇岩は、見ていてあきません。
風光明媚とはこういうことを言うのでしょう。
3時間というわずかな時間でしたが、お天気にも恵まれ、楽しいクルージングでした。



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この島は「ゴリラ島」と名づけられているそうです。
たしかに、たしかに・・・ゴリラ見えますね。

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この島は「にわとり島」だそうです。右がオスで、左の太っているのがメス、二匹がキスをしているところとか・・・(^.^)

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湾の中に、水上生活者の村がありました。
ここには小学校もあるそうです。「そんなに子供たちがいるのですか?」との質問に、現地の日本語の上手なガイドさんはいいました。「はい、たいていの家庭には、3人から4人、5人のこどもがいます。なにしろここには電気がありませんから・・・・」
。。。。。。。
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湾の中にはまた、鍾乳洞がありました。
たまたま発見され、整備され、観光客に人気のスポットになったそうですが、奇妙な色にライトアップされていました。
自然そのままのほうがいいとおもうのですが・・・
なるべく色のついていない箇所を選んで撮影しました。
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鍾乳洞入り口

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ハロンとは「龍が降り立つ地」という意味だそうです。
ハノイから、まだまだ整備されていないがたごと道を車で約3時間半、道が整備され、交通マナーが少しはよくなったら、もっともっと人気の観光スポットになるでしょう。

私がまたハノイに行く機会は多分ないでしょうけれど、この国の発展と変貌を遠くから見つめ続けていたいと思いました。

by mimishimizu3 | 2010-07-31 17:05 | その他
2010年 07月 30日
ハノイ紀行Ⅲ  焼き物の里 バッチャン村
ベトナム特産の陶器の中で、もっとも有形なのが、バッチャン村で生産されるバッチャン焼きでしょう。
ハロン湾に向かう途中、立ち寄ってみました。

焼き物は中国の影響を受けた、高質の白磁が特徴で、高い品質を誇っています。


工場の内部も見学させてもらえます。
注文品でしょうか。十字架に絵付けしている女性の、真剣なまなざしが印象的でした。

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どの店の店先にも、すばらしい完成品が無造作に置かれています。
中には美術館に入れてもおかしくないのではないかと思われるものもあります。

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有名な割にはひなびた、のどかな村でした。

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なにしろ、まだ水牛が現役で活躍です。
でも、水牛が通る道には自家用車が・・・・
時代の流れを象徴するような光景だと思いました。
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水牛は、田んぼでも働いているのをバスの中から見ることができました。
昔の日本も水牛は強力な労働力でしたね。


そして、藁を担いだ女性・・・
過酷な労働でしょうね。
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モザイクタイルの店もありました。
新しい時代に即した、新しい需要があるのでしょう。
いろいろなモザイクがとてもきれいでした。
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最後に美人を・・・
お店のオーナーの方でしょうか。
身なりも上等、知的で静かな雰囲気が漂っていました。

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by mimishimizu3 | 2010-07-30 15:18 | その他
2010年 07月 29日
ハノイ紀行Ⅱ  歴史博物館
明治以来、日本は音楽にしろ、美術にしろヨーロッパに多く目をむけてきました。
泰西名画が「名画」であり、ヨーロッパの音楽が「すばらしい音楽」と思い込まされてきたように思います。
やっと最近になって、アジアやアフリカの伝統的なさまざまな音楽が多くの人に愛され、親しまれてきたのではないでしょうか。ですが、音楽よりさらに遅れて、アジアの美術はまだまだ認識されていないように思います。「ヴェトナム美術」といっても、日本ではまだなじみのない方がほとんどでしょう。

福岡市では10年まえに「福岡アジア美術館」がオープンし、アジアの美術を積極的に紹介し、展示してきました。
それぞれの国や民族が作り上げてきた、地域の伝統と歴史に則った美術は、それぞれに価値があり、それはそれですばらしいものだと思います。
「泰西名画」はもちろんすばらしいし、ヨーロッパのクラシック音楽も人類の貴重な財産ではありますが、何千年にもわたるアジアの美術もまた、すばらしいものがあると思います。

今回の旅では、「歴史博物館」と、「美術博物館」を訪ねました。


「歴史博物館」は日本で言えば、さしずめ上野の「東京国立博物館」でしょう。
「美術博物館」は日本では、東京、北の丸にある「国立近代美術館」でしょうか・・・

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この建物は、もともとはフランス領事館であり、総督の公邸として使われていたものだそうです。1954年、フランス軍撤退の後、歴史博物館に生まれ変わりました。。
西洋と東洋との折衷、「インドシナ様式」と呼ばれる建築様式だそうです。
外観も、内部も美しい建築でした。


博物館ですから、当然内部は撮影できないものと思い込んでいたのですが、なんと、お金を払えば、撮影してもいいとのこと、いくらですかと聞きますと、「15000ドン」
日本円に直すと、約75円。それならばとお金を払いました。
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ところがです。
私はお金を払ったのだから、当然なにかそれとわかるもの、腕章なりリボンなりをくれるのかと思っていたのですが、そんなものはなにもなし。
何も知らないで、写真をとっていても、なにも区別できません。このへんのところがおおらかというか、ずぼらというか・・・日本とは違う面白い体験でした。


日本とほとんど変わらない仏像もたくさんあります。
阿弥陀如来像

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シヴァ神
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燭台
唐草模様の影がとても美しいと思いました。
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金髪の女の子、とても人懐っこく、私のほうをちらちらと見てくれました。
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by mimishimizu3 | 2010-07-29 22:13 | その他
2010年 07月 28日
ハノイ紀行Ⅰ  ハノイの街角
今回のハノイ旅行は、アジア美術館がらみで「ヴェトナム美術見学」が主たる目的でした。
とはいっても、初めてのハノイ、市内観光も少しですがしましたし、ハロン湾遊覧もいたしました。
「ハノイ紀行」として、4回に分け、アップしたいと思います。
まず1回目はハノイの街角


以前、テレビなどで、自転車の列が疾走していくところを見て驚いたことがありますが、今のハノイは、オートバイがほとんど、自転車は少ししか目にしませんでした。
しかも、ガイドの方の説明によると、この1.2年で急速に車が増えたそうです。
オートバイの中を車が走ります。オートバイには何人も乗っています。
私たちの目から見ると、本当に怖い光景でした。

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バイクの乗り方がすごいです。
2人乗りは当たり前、3人、4人・・・
子供を乗せても、べつにくくりつけるわけでもありません。
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こちらはおしゃれなお母さんが、子供を横がかえにして・・・
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急速に発展し、変貌を遂げているハノイ
でも、こんな光景もまだ見られました。
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観光客に人気の、シクロと呼ばれる人力車。
後ろから自転車でこいで行きます。私たちも乗りました。楽しかったです。
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人々は道端のあちこちでたむろし、おしゃべりをし、食事をし、楽しんでいるようでした。
ここは若者のたまりばでしょうか。コーラの看板も見えます。
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街はごみがあちこちに散乱し、おせじにもきれいとはいえません。でも花を愛するひとびとなのでしょうか、花の行商もたくさん目にしましたし、花屋さんもたくさんありました。
花屋の前で花束をつくっているお嬢さん、「カメラ、OK?]と聞くとはにかんでうなずいてくれました。

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こちらは市内観光の時、古いお寺の境内で出会った花嫁さん、「あっ、花嫁さん」と思わず声をだしてしまったら、立ち止まってポーズを作ってくれました。西洋式ウエディングドレスがきれいでした。お幸せに・・・
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雑然とし、混沌と喧騒の街に見えますが、ヴェトナム人の底知れないパワーとエネルギーを感じました。それは、今の日本が失ってしまったものかもしれません。
発展途上にあるこの国が、これから力をつけてくるのは確実でしょう。
バイタリティあふれる街でした。

by mimishimizu3 | 2010-07-28 16:00 | その他
2010年 07月 27日
暑中お見舞いもうしあげます
連日、猛暑、烈暑、豪暑(こんな言葉、ありましたっけ・・・・)
そんな言葉はなくっても、作ってしまいたくなるほどの暑さですね。
みなさまどうぞ、ご自愛くださいませ。
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by mimishimizu3 | 2010-07-27 13:28 | 季節の挨拶
2010年 07月 24日
アトリエの窓     窓№59
久留米石橋文化センターの広い庭園の中に、やはり、久留米の生んだ画家、坂本繁二郎のアトリエが移築されています。
かなり以前、この建物は内部も見学することができ、二階にも上がった記憶が私にはあるのですが、今は、立ち入り禁止になっていて、訪れる人もあまりいないようです。

壁一面を窓に・・・・

久々に、夏のまばゆい光がふりそそぐアトリエの前に立ってみて、画家は、たくさん、たくさん光が欲しかったのだな、と思いました。

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by mimishimizu3 | 2010-07-24 05:35 |
2010年 07月 23日
古賀春江の全貌   久留米石橋美術館
福岡県、久留米の生んだ著名な洋画家のひとりに、古賀春江がいます。。
(古賀春江、といっても女性ではありません。男性です)

キュビズムやシュールレアリズムなど、ヨーロッパの新しい美術を貪欲に吸収し、学び取り、日本のシュールレアリズムの先頭を切って走った画家の「全貌」展が、出身地、久留米の石橋美術館で開かれています。

私は、古賀春江が好きです。福岡市美術館にも数点あり、常設展示室でよく展示されています。
描かれているものの、一つ一つはリアルであり、具体的ですが、それらをまとめた全体は、現実を超えた、奇妙な夢の世界、意識下のなにか、なのでしょう。
静かに見ていると、心の中の何かがささやいてくるようです。

特に、今回の展覧会で、私が引き込まれたのは、古賀春江が書いた「詩」と作品が並列されていることでした。
詩人でもあった古賀春江、38歳の短い生涯はあまりにも時代を先走ってしまったのかもしれません。

   過去の雲霧をきり破って

   埃を払った精神は活動する

   ・・・・・・

   世界精神の絲目を縫う新しい神話がはじまる。

古賀春江の「新しい神話」がここからはじまるのかもしれません。


チラシ
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当然ながら、内部は撮影できません。
石橋美術館と夏空

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by mimishimizu3 | 2010-07-23 08:33 | 福岡
2010年 07月 20日
臼杵祇園祭り
臼杵祇園祭りは、大分県臼杵市にある八坂神社で行われる祇園祭です。
地元では「ぎょんさま」と呼ばれているそうです。日田祇園祭、中津祇園祭りと並んで、大分県の三大祇園祭と呼ばれていて、大分県の無形民族文化財に指定されています。

私が行った、7月17日は、八坂神社の「お旅所」からもとの神社におかえりになる「還御」(おかえり)のお祭りでした。
約2000人の人の行列と、3台の山車が、約1.5キロの道を練り歩きます。
平安時代と現代をミックスしたような、とても美しい、優美さと勇壮さを兼ね備えたお祭りでした。汗が滴りおちる、熱い夏の日でしたが、珍しいお祭りに暑さも忘れ、お祭りに引き込まれてしまいました。


神主さんのしきみによるお払いから行列は始まります。
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でも、神主さんといえども、現代っ子、若い神主さんは、待っている間・・・・・
ケータイが離せないようです

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子供みこしで太鼓をうつ女の子。
恥らうような、りりしいような・・・・

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この御神幸の先頭は御槍振りです。
この御槍振りは、槍を片手であやつり歩く独特の動きです。他の地域では途絶えてしまった、江戸時代以前の日本人の歩き方、「ナンバ歩き」が忠実に再現されているそうです。この歩き方は、貴重なものとして、いま、注目されているそうです。槍は約2キロあるとか・・・結構重いでしょうね。

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巫女さんに扮した方も行列に参加です。
美しい方でした。
汗もかかれていないような・・・・
天性の巫女さんなのかもしれません。
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お神輿は時に暴れます。
でも暴れ方はやさしいですね。

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おまけ

今日のこの記事で記事数1000回となりました。
2006年3月から、約4年4ヶ月で到達することができました。
つたないブログですが、見てくださる方がいるから続けてこられたのです。
このブログを見ていてくださる方に、心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

4年4ヶ月という年月は短いようで、長いようで・・・
今、とても複雑な思いで振り返っております。

このブログをはじめたころ、コメントをやり取りしていた方を久しぶりに訪ねてみました。
お亡くなりになった方もあります。
いつの間にか、コメントのやり取りがなくなった方もたくさんいらっしゃいます。
なにより、ブログの更新が途絶え、打ち捨てられたような状態の方がたくさん、たくさんいらっしゃいます。

はじめのころ、お互いにブログが面白くってたまらず、毎日のように更新し、コメントのやり取りをしていた方がいつの間にか更新がなくなり疎遠にになっている方をお一人、お一人思い出すにつけ、「継続」していくことの難しさを思います。

また、ある友人から、「ブログなんかしてなんになるの」・・・と言われたこともあります。
なんになるのか・・・といわれても、「何にもならないけれど・・・」と答えるしかありません。
何にもならないけれど、私はこのブログを出していくことが楽しいし、また、毎日多くのの方がアクセスしてくださることは、私にはうれしいことです。

つたないブログですが、もうすこし続けていこうかなと思っております。
なにより、これは私が生きてきた何よりの「証」なのかもしれません。

あとすこし、どうかこれまでと同じくおつきあいくださいませ。
このブログを見ていてくださる方に心よりの感謝とお願いを、1000回の記に申し述べさせていただきたいと思います。

by mimishimizu3 | 2010-07-20 22:04 | 撮影会
2010年 07月 19日
国宝  臼杵石仏
今は「国宝」に指定されている、磨崖仏である臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれています。

千年の遠い昔、そのころは遠く人里はなれていたであろう山深い崖に、仏を彫ろうと最初にのみを打ち込んだのは、どんな人だったのでしょう。
どんな思いから、、どんな願いから、けわしい崖に立ち向かっていったのでしょうか・・・

千年の時を越えて、今はお堂に守られ、静かに時を見守っておられます。

私は、石仏の頭が地面に落ち、そのまま胴体と離れているときに行ったきりで、今回、頭が胴体に乗ったお姿は初めて拝見いたしました。
仏様ですから、胴体と一体となっているのはあたりまえでしょうけれど、頭の部分だけが、下に置かれていたときの状態もまた捨てがたい魅力がありました。



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時間というものは残酷なもの、痛みのひどい仏様もありました。
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おまけ

今日のこの記事で、記事数が999になりました。
明日アップしたら1000回です。
記念すべき1000回には明るく、たのしい、臼杵のお祭りをアップしたいと思います。
よかったら、明日も見てください。

by mimishimizu3 | 2010-07-19 10:06 | 自然 風景
2010年 07月 18日
なにかは露を・・・・
約3週間、映画、「クロッシング」を見に行った以外、ほとんど家に閉じこもっておりました。
その間、山笠もありましたのに、今年はとうとう一枚写真を撮ることもできませんでした。(;O;)
ブログにアップしたものは、すべて外付けに落としてあったもの・・・・
そろそろ、動き出したくなりました(笑)

大分県臼杵。
石仏で有名なところです。
石仏の前の田んぼに、ハスが植えられていて、木道の上から眺めることができます。
ちょうど、雨が上がったばかりでハスにしずくが残っていました。



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しずくをたくさんつけたハスを見ているうちふと次の歌を思い出しました。

     はちす葉の   濁りに染まぬ   心もて

               なにかは露を   玉とあざむく

                               僧正遍照

(蓮は、沼や泥に染まることなく美しい花を咲かせるのに、どうしてその葉の上にある露を玉のように見せかけて、人を騙すのだろうか)

若いころはこの歌を、屁理屈だけの、本当につまらない歌と思っていました。が、今、露をたくさんつけたハスを見ていると、その露を、「玉」と見立てた感性もやさしく、暖かく思えてきて、この歌は、私が思っていたのとは違った、美しい歌だったんだなと,この年になってやっとわかってきました。


野の仏も、ハスに見守られているようです。

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臼杵石仏はあすアップします。

by mimishimizu3 | 2010-07-18 12:07 |