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2010年 10月 31日
さるとび村の運動会   山国町かかしワールド2010 その1
大分県中津市山国町では、最近、刈り取りの終わった田にさまざまなかかしを作り、「かかしワールド」として町おこしの楽しいイヴェントをしています。

だんだんと規模が大きくなり、田んぼだけでなく、各家でも楽しい、遊び心いっぱいの愉快なかかしを塀においたり、道路わきに置いたり、玄関前にさりげなく飾ったりと、訪れる人を楽しませてくれます。
マスコミでも取り上げられ、人気が出てきたのでしょう。家族連れやグループで来た人でいっぱいで、いつもは静かな田園が、多くの人で賑わっていました。

今日はそんなかかしワールドのひとつ、さるとび村にあるかかしたちを「さるとび村の運動会」と題して、アップします。


のどかな田園に、突如、万国旗がはためき、子供たちの歓声が聞こえてきそうな場所が現れました。
村の人総出の運動会、かってはたしかに運動会は地域の「お祭り」でありましたね。
どこか懐かしい、ほのぼのとする光景でした。

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この画像の中には、「ホンモノ」(笑)の人間が二人だけいます。
おわかりでしょうか・・

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女の子たちが、「おご馳走」を覗き込んでいます。おいしそう・・・
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このすぐ裏手には、国指定の天然記念物の「猿飛千壷峡」があります。
美しい渓流でした。もみじのころはきっと見事なことでしょう。


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ここは「猿飛甌穴(おうけつ)群」と呼ばれる奇岩でできています。
千万年以上昔、といわれてもピンと来ませんが、長い、長い時間をかけて自然が作り出した景観は、美しいです。
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明日は、ほかの地区のかかしワールドをアップします。

by mimishimizu3 | 2010-10-31 09:41 | 撮影会
2010年 10月 30日
そっちじゃないの、こっち向いて・・とめがね橋
10月3日、みちのくの旅にて

ママは一生懸命かわいいわが子を写そうとしていますが・・・・

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後ろに見える橋は、「めがね橋」と呼ばれています。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思わせる橋として有名だそうです。
ちょうど電車が通る時刻が近づいていたので少し待って通過するところを狙いましたが、曇り空で、のっぺりしたものしか撮れず、残念でした。

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それでも、カーブの急な橋を電車が通り抜け、林の中に隠れていって、音だけがだんだん小さくなってゆくのを聞いていると、たしかに宮沢賢治の世界に引き込まれていくようでした。

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by mimishimizu3 | 2010-10-30 06:10 | 撮影会
2010年 10月 28日
シュウメイギクとイヌサフラン
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by mimishimizu3 | 2010-10-28 08:28 |
2010年 10月 27日
終着駅  トルストイ最後の旅

終着駅
文豪トルストイの名前は、作品を一度も読んだことがない人でも知っているでしょう。また、「戦争と平和」などは何度も映画化されているので、映画で見たという方も多いかもしれません。
私も昔、「アンナカレーニナ」を映画で見て感動したのを覚えています。

そのトルストイが晩年家出をしたということも、トルストイ夫人が「世界三大悪妻」といわれているということもなんとなく知っていました。
でも、夫人がなぜ「世界三大悪妻」と呼ばれるようになったのか、なぜ、トルストイは晩年家出をして客死しなければならなかったのか、それは詳しくは知りませんでした。

この映画は晩年のトルストイ夫婦の葛藤を描き、その謎に迫ります。

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「愛」に基づいた理想郷を作り、自らの思想を実行するためにも、膨大な富を生む著作権を放棄し、「ロシア人民」のものにしようとする夫。そんな夫に「家族のため」著作権放棄の遺書を書かせまいとする妻。
トルストイアン(トルストイ主義者)呼ばれる人々が入り、事はややこしくなってゆきます。
狂乱する妻、「もう耐えられない」と82歳という高齢にもかかわらず、家出をする夫。
田舎の、旅館さえない小さな駅で、高熱を出し衰えてゆくトルストイ。
駅長の好意により、駅長の家を貸してもらい、そこで息を引き取ってゆく・・・
まさに「終着駅」「The Lsat Stastion」です。

しかし、この映画は、「悪妻」を描いているのではありません。

トルストイは最後まで妻ソフィアを愛していた、たまたま、最晩年になって、著作権放棄という問題が起こり、二人の間に越えられない溝はできてしまったけれど、トルストイは最後まで、ソフィアを愛していたのだ、ということが見終わった観客にじわーと訴えてきます。
50年近く連れ添い、13人もの子供をなした夫婦なのです。そこには二人にしかわからない阿吽のなにかがあったでしょう。
「悪妻」という汚名はそろそろ返上して差し上げてもいいのかもしれません。

ひげを生やし、トルストイになりきったクリストファー・プラマー、ソフィア役のヘレン・ミレン、すばらしい演技を見せてくれました。二人とも、今年のアカデミー賞にノミネートされているそうです。
また、ロシアの美しい自然、特に白樺林の美しさはなんと表現していいかわかりません。
この美しい映像を見るためだけであっても、映画館に足を運んでよかったと思えるほどでした。

by mimishimizu3 | 2010-10-27 11:05 | 映画
2010年 10月 26日
博多湾の秋
博多湾が夕焼けに染まるころ、突堤で釣りをしているご夫婦がいました。

水平線を右からずーーと伸びているのが海ノ中道、その突端にあるのが(男性の頭にかかってしまっています)志賀島、真ん中の奥にかすんで見えるのがが玄界島、左側にあるのが能古の島

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見ている目の前で、10センチぐらいの鯵が次々にかかってゆきます。

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釣ったものを見せていただいて驚きました。
魚屋さんに卸せるほど・・・

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こんなところで、こんなにつれるとは思いがけない発見でした。
秋の夕間暮れ、博多湾の一シーンでした。

by mimishimizu3 | 2010-10-26 08:21 | 福岡
2010年 10月 25日
少年時代
前回「能古の島の片思い」をアップしました。
それ以来すっかり井上陽水にはまっています(笑)

あの透明な、光るような、哀愁を帯びた歌声は、聴く人の心に染み入ります。
もちろん努力も練習もあるでしょうけれど、あの声は天の神様が陽水に下さった贈り物。
天性の声を大切にして、これからもすばらしい歌を歌い続けてほしいものです。

「少年時代」

パソコンにあった私の「少年時代」

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by mimishimizu3 | 2010-10-25 11:27
2010年 10月 23日
能古の島の片思い
能古の島が美しい夕焼けの中に静かに横たわっていました。

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浜辺におりて、裸足になってみました。
オーイ、と呼べば、もしかしたら能古の島にまで届くのではないか・・・

そうです。井上陽水の「能古の島の片思い」


http://www.youtube.com/watch?v=IhwytHym3bk&feature=related

歌詞の中には「能古の島」は一度も出てきません。が、これだけ近く、思いも届くのではないかと思われるほどの能古の島を見て、そこから恋のもどかしさをつむぎ出した陽水の力量は、やはりすごいなと思いました。

by mimishimizu3 | 2010-10-23 07:52 | 福岡
2010年 10月 22日
永遠の愛を・・・
最近いろいろなところで、南京錠をかけ、永遠の愛を誓う人が増えているようです。

「どうぞ、お幸せに・・・」

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by mimishimizu3 | 2010-10-22 21:58 | 福岡
2010年 10月 20日
流鏑馬
今、福岡の住吉神社では「式年遷宮」のさまざまなお祭りが行われており、19日は流鏑馬がありました。

流鏑馬は一度は撮ってみたい被写体です。
私などには難しすぎるのですが、それでも、連写で何とかならないかと、淡い期待を持って行きました。

場所を確保していたのですが、いざとなると、後からやってきた人が、私のカメラの前を、片手でケータイをニューと突きだし・・・(笑)
ロープの内側ではありますが、片手でニューと突き出し、ロープの外側に
手が入るのまでは規制できないでしょうからねえ・・・難しい世の中になったものです(笑)


今回流鏑馬をなさる方はお二人、緊張で張り詰めていらっしゃいます。
相当の精神統一がなければできないことでしょう。

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的を狙います。
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矢を射った
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見事、的の中に入りました。

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exifデーターを見たら、この3枚は3枚とも12:06:01 でした。


でも、やはり流し撮りをしなければ、流鏑馬の本当の面白さはつたわりませんよねえ・・・

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あらあら、ピンが馬の後ろ足(笑)人物か馬の顔にきたらよかったのに・・・

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ものすごいスピードで駆け抜ける流鏑馬は、一瞬の勝負だからこそ面白いのでしょう。
機会があったらまた挑戦してみたいと思っています。

by mimishimizu3 | 2010-10-20 07:20 | 福岡
2010年 10月 19日
糸車の思い出
窓辺に、糸車が無造作に置かれてあった。
あたかも、本や糸巻きとともに、邪魔なものをとりあえずそこにおいておこうとでもいうように・・・
窓の外にはコスモスが揺れ、のどかで静かな秋の日だった。
古い日本の民家を移築し、観光用に人々に見せているその家の窓の糸車を見たとき、私は懐かしさで胸がしめつけられるようだった。

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もうどのくらいの年月が経ったのだろう。多分四半世紀も昔のことになるだろうか、私は一時期、手仕事に熱中した時があった。洋裁、刺繍、毛糸の手編み、さまざまな手仕事は、けっして上手ではないと自分でわかるものだったが、作り上げる楽しさは格別のものがあった。
そんな時、やはり手仕事の好きな友人がいて、私など足元にもおよばないさまざまなものを作っていた。
特に彼女の毛糸編みは玄人はだしだった。
あるとき、彼女は私に言った。
「羊を一頭、毛を刈ったままのものを買うんだけど、あなたも少し要らない?セーター一枚分ぐらいなら分けてあげてもいいわよ」
私はそのとき、その意味がよく理解できなかった。
詳しく聞くと、刈り取ったままの羊の毛を自分で洗い、糸車にかけて縒って糸にし、その糸でセーターを編むということだった。もちろん染色などしない、つまり羊の色そのままのセーターを作るのだ。
そんな面白いことが体験できるのか・・・、私は大喜びでその話に飛び乗った。

刈り取ったままの羊の毛は、文字通り鼻をつまむほど臭く、その上、よだれと汗と泥と糞と食べかすの草などもまじり、べとべとしていた。庭にたらいを持ち出し、それをぬるま湯で丁寧に何度か洗い、油分が少し残る程度にしてから影干し、乾かしてから糸車にかける。糸車は快く貸してくださった。

初めての糸車は簡単そうに見えても結構むずかしく、回す勢いで太くなったり細くなったりした。「まわれ、まわれ糸車・・・」そんな歌を口ずさみながら、私は楽しんで糸車を回した。

糸になって、さてセーターに編もうという段になって私ははたと気がついた。もっとも太いところでは約1センチもあろうかというところと、細いところでは数ミリしかない糸ではゲージが取れないのだ。ゲージが取れなくて、目分量でセーターを編めるほど、私には経験もないし腕もない。
私は困ってしまい、彼女に相談した。
答えはいとも簡単だった。市販の、もちろん太さが均一している糸を何段目かに数段入れ、ゲージをある程度一定にすればいいのだ。
私は市販の白い糸を買ってきて、10段目ごとに2段入れた。
結果的にそれは横縞模様になり、いいアクセントになったと思う。

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私に糸車を貸してくれた友人はその後この地を去っていった。何年かは年賀状のやり取りもあったが、いつのころからか音信も絶えた。
手先が器用で、手仕事の上手だったあの人は今、どこにいるのだろう。
今でも元気に手仕事をしているだろうか・・・
そして、あの糸車は今でもあるのだろうか。

コスモスが揺れる窓辺にあった糸車をみつめ、私は遠い昔をしばしなつかしく思い出していた。

by mimishimizu3 | 2010-10-19 06:11 | エッセイ