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2011年 04月 29日
JR久留米駅の窓   窓№87
久留米には年に何度も行くのに、いつも西鉄電車を利用します。
今回、珍しくJR久留米駅を通りました。

九州新幹線がとおり、ステンドグラスが美しい駅になっていました。
ステンドグラスは、筑後川とそこで行われる有名な花火大会の花火を表しているのでしょう。
明るいさわやかな窓でした。

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今日、4月29日は東北震災から49日。
改めて犠牲者のかたがたへの哀悼の意を表したいと思います。
そんな中、明るい話として、新幹線が48日遅れで、青森と鹿児島がつながります。
昨日の夕刊に「つながる笑顔」というタイトルで、東北沿線のかたがたに「手を振ろう」という呼びかけがあると出ていました。
JR九州には、全線開通を祝って沿線の人が手を振ったすばらしいCMがありました。
3月に数回流されただけで、震災のため、お蔵入りしていたCMです。それに倣おうという訳です。
今、ユーチューブで見ることができます

東北の方も東北新幹線に手を振って、祝ってください。そして元気になってください。

by mimishimizu3 | 2011-04-29 09:35
2011年 04月 27日
坂本繁二郎生家
福岡県、久留米が生んだ近代絵画の巨匠に、青木繁と坂本繁二郎がいます。
青木繁と坂本繁二郎はよき友人であり、よくライバルでした。
今年は青木繁の没後100年、久留米の石橋美術館では大掛かりな「青木繁展」が開かれています。

その展覧会にあわせて、坂本繁二郎の生家が一般に公開されていました。

旧久留米藩士の子として生まれた坂本繁二郎の生家は、久留米市に残る唯一の武家屋敷で、現在は久留米市の指定有形文化財になっています。


建築年代は、三時期に別れ、江戸時代後期から、明治7年までに建てられたことが調査の結果判明したそうです。
美しい建物です。
当時は敷地も広く、のびのびとした生活が営まれていたことでしょう。
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廊下
長い廊下、日本家屋のこうした廊下は、いろいろな役割があったのでしょう。
繁二郎ものんびりとひなたぼこをしていたことがあったかもしれません。

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青木繁が居候をしていたとき、落書きのように描いたのであろう、といわれているふすま。
人の家に居候をして、こんな大胆な落書きをするとは・・・昔の人はおおらかですね。
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台所も公開されていました。
カマド・・・
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窓から入ってくる光がとても美しくしばし見とれていました。

by mimishimizu3 | 2011-04-27 14:14 | 福岡
2011年 04月 26日
蘂の誘惑
ウーーン

吸い込まれてゆきそう・・・

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by mimishimizu3 | 2011-04-26 07:41 |
2011年 04月 24日
山椒の花
山椒という木は、苗を買ってきて何度か植えたけれど、そのたびにいつの間にか消えてしまい根付かなかった。
狭い裏庭は日当たりも悪く、水はけも悪いから仕方がないのだろうとあきらめ、すっかり山椒のことは忘れていたのだが、数年したある年の春、ふと、植えたはずのない山椒が青々と芽吹いていることに気づいた。
何年か前に植えて、消えてしまったと思っていた根が地下では生きていて、新しく芽を出したのだろうか、それとも鳥の置き土産か何かの拍子に、我が家の裏庭にそっと新しい命をはぐくんでいてくれたのだろうか。そう思うとちょっと楽しくなり、私は時々その山椒を気遣っていた。

それから山椒の木は順調に成長し、今年、ふと見ると小さな花をつけていた。
初めて見る山椒の花はかそけく、弱々しそうに見えた。花が咲いたのだから、ここから実もなるのだろうか・・・そこまで考えが及んだとき、私はあっと声を上げた。
山椒の種・・・・
突然、遠い、遠い日、私はたしかに、たしかに山椒の種をみたことがあったのを思い出した。私の手に、山椒の種を数粒落としてくれた人があったのだ。
S君の顔が鮮やかに浮かんだ。
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S君と私は高校で同じクラスだった。
私は背が低く、朝礼などで並ばされるときはいつも最前列だった。 そして、男子の最前列は、いつも、私と背の高さもあまり変わらないS君だった。

ある日、やはり朝礼などで、校庭に並ばされて、まだ先生は来ず、全員ががやがやとざわついている時だった。私は何をするでもなく、誰かとおしゃべりをするでもなく、ぼんやりと足元を眺めていた。
そのとき、隣に並んでいるS君がポケットから紙に包んだ小さな黒いものを取り出し、私に話しかけてきた。
「これ、なんか知っているか?」
私はきょとんとして、黒い小さな粒を見つめた。初めて見る黒い粒は、なにか得体の知れない不気味なもののように私には思われた。
「山椒の種だよ。山椒は小粒でピリリと辛いという、山椒だよ」
S君はさりげない風でそういって、私の手にその種を数粒落としてくれた。
私は、ただ「ふーん」といってその小さな粒をながめた。すぐに式が始まり、私はそれきりその種のことは忘れてしまい、種もどこかに消えていった。

S君は大きな黒目がきらきらと光る、いわゆる「紅顔の美少年」という言葉がぴったりの顔立ちだった。勉強も良くしていたようで、成績も抜群だった。おそらくクラスで1番の成績をいつもキープしていたのではあるまいか。
休み時間もあまり仲間と遊ぶこともせず、一人でいることが多かったように思う。

山椒の種のことがあってしばらくして、期末テストがあった。
私は数学が大の苦手で、授業にもついていけていなかった。試験のとき、私はまったくわからず途方にくれた。
「赤点」「落第」その言葉が私の頭の中で鳴り響き、私はいたたまれない、泣きたいような気持ちになり、思わず、ふーと大きなため息をした。同時に何気なく隣の席のS君のほうを見た。まったくの偶然だとは思うが、その時S君も私のほうを見た。二人の目が一瞬あった。
お互い、すぐに目をそらしたが、そのあとS君がさりげなく、解答用紙を机の端に出してきたのを私は知った。それは私に見えるように、私に、教えるようにしているのだとすぐにわかった。私は教師の目を盗みながら、S君の解答用紙をちらちらと眺め、同じものを自分の解答用紙に書き込んでいった。
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試験が終わっても、私は何事もなかったようにすましていた。S君も別に何も言わなかった。私たちは、特別に話したり、特別な感情を持つこともなく、卒業した。S君が卒業後どんなコースに進んだのかさえ、私は知らず、もちろん音信もなかった。

山椒の花を見て、そんなS君が私の胸にいきなり甦ってきたのだ。

S君は卒業後、どんな人生を送ったのだろうか。
背の低い自分を、「山椒は小粒でぴりりと辛い」と山椒になずらえて、人生の荒波を乗り切っていったのだろうか。

半世紀近くたって、私は、涙があふれそうなほど切なく、遠い昔を思い出した。
あの時、S君はどんな思いを込めて、山椒の種を私にくれたのだろうか。
今、私はそのことを考える。でも、あの時は・・・何も思わず、何も感じず、ただ、「ふーん」とだけいっただけの私だった・・・

S君に会いたい!その思いが私の胸に突き上げてきた。
S君は元気だろうか。どんな人生を送り、今、どこでどんな生活をしているのだろうか・・・・
そして、私は、雷にでも打たれたように思った。
あのときのカンニングのお礼を言わなければ!!・・私はお礼も言ってなかったのだ!

山椒の花はそんな私を慰めるかのように、夕日の中でしずかにほほえんでいた。

by mimishimizu3 | 2011-04-24 09:14 | エッセイ
2011年 04月 22日
庭の花々
手入れもしないのに、春になって庭がにぎやかになってきてくれました。
「雑草」も負けじと、咲いています(^_^.)


カラスノエンドウ
マメ科の雑草は、みな「美人ぞろい」です。
カラスノエンドウの花も、とてもきれいですが、今日は、花ではなく蔓を・・・・
くるくっるとまかれた蔓、面白い形です。
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キュウリグサ
2ミリか3ミリの本当に小さく、そして色も地味な雑草。
あまり小さくて気が付かないほどですが、よく見るとかわいい「顔」をしています。
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ジュウニヒトエ
平安時代のお姫様が着た十二単を確かに思い出させてくれる花です。
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ムスカリ

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おまけ

これは何の花がお分かりでしょうか・・・・

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葉っぱの形からお分かりの方も多いでしょうね(*^^)v

by mimishimizu3 | 2011-04-22 10:05 |
2011年 04月 21日
UFO現る!!??
福岡にUFO出現!
かわいいUFOです。しかも頭から噴水を出してくれます(^_^.)
来年3月まで、福岡市民の人気者になることでしょう。

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by mimishimizu3 | 2011-04-21 16:54 | 福岡
2011年 04月 20日
雪見窓って不思議だな   窓№86
とある、日本料理店で

お腹がいっぱいになったのでしょうか
坊やが一人、雪見窓を上げたりさげたり・・・・
不思議そうに見上げていました。

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雪見窓は、本当に美しいですね。
暖かいコタツに入って、外の雪を眺めてみたい・・・障子窓の一部を透明にして静かに外を眺めた日本人の美意識の高さを思います。

雪見窓のある家は最近では少なくなっているでしょう。
いつまでも残しておきたい「日本の美」の一つだと思います。

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by mimishimizu3 | 2011-04-20 08:42 |
2011年 04月 19日
親指姫はいるかな?
じっと

チューリップの芯を眺めていたら

親指姫が現れそうな・・・・

親指姫は、宇宙から???・・・・

そんな気がしてきました

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by mimishimizu3 | 2011-04-19 17:07 |
2011年 04月 18日
チューリップ祭り
家からさほど離れていない郊外で、チューリップ祭りが行われました。
地区の老人クラブのかたがた、施設、JAなどが協力して2万本のチューリップを栽培されたそうです。

17日、穏やかな天気に恵まれ、多くの人で賑わっていました。

それにしても「おおらかな」チューリップ祭りです。

普通、花が植えてあるところには入れないように、ロープなどが張り巡らされているのに、ここはなにもなし。
チューリップにかこまれてお弁当を食べ、子供たちはチューリップの中を歩いて遊び、家族連れはスナップを楽しみ・・・・
ほのぼのとする光景があふれていました。


山懐に抱かれて、チューリップに囲まれて食べるお弁当はよりおいしいことでしょう。
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かわいい女の子、行ったりきたり、心行くまでチューリップの道を楽しんでいるようでした。
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幸せファミリー。みんなのモデルを快く引き受けてくださいました。
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春の日に輝くチューリップ、明るい気持ちにさせてくれます。
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by mimishimizu3 | 2011-04-18 10:15 | 福岡
2011年 04月 16日
散ればこそ・・・
桜はいっとき爛漫と咲いて、さわやかに散ってゆきます。
散り行く姿の美しさも、古来日本人は愛でてきました。

   散ればこそ いとど桜は めでたけれ

    うき世になにか   久しかるべき

 (あっさりと散るからこそ、桜はますます賞美にあたいするのだ。
   そもそもこのつらい世の中に何が長続きするのだろうか)

この歌は、10日にこのブログでアップした歌、在原業平の「世の中に絶えて桜のなかりせば 春のこころはのどけからまし」の次の歌として、伊勢物語に(82段)出てきます。作者名は記されていません。身分が低い人だったのかもしれません。

これだけの歌をさっと詠める人なのに、名前も残されていないことに、若いころの私は義憤に似たものさえ感じていました。
でも今は、散り行く桜を見て、ふっとこの歌を思い出すたびに、こうして1200年以上たってもなお人の心によみがえる歌を残せたのだから、それだけでいいのかもしれないと思うようになりました。

桜は散ってゆくからこそ美しい・・・
上流から流れてきたのであろう桜の花びらが、川にたゆたっていました。


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by mimishimizu3 | 2011-04-16 09:00 |