ブログで知り合った方のおかあさまの短歌を読んでいましたら、下の句が、「いちようの葉 はや色づきぬ」という歌がありました。
先日、私もその歌と全く同じ思いで、いちょうを見上げていました。
ぬけるような秋の空に、すこし色づき始めたいちょうの葉、そしてその影にはにかわいい銀杏が顔を覗かせています。
この実もすぐ大きくなり、おいしいぎんなんとなって人を喜ばせ、そして葉は
「金色の 小さき鳥のかたちして
いちょう散るなり 夕陽の丘に」
と詠んだ、与謝野晶子の歌のように、ひらひらと、ほんとうに小さな鳥が舞うように、散っていくの
でしょう・・・・