2006年 06月 30日
ある方のブログでねじ花が出ていました。見たとたん、「アッ」と声がでました。 2年前のちょうど今頃、友人と美術館の庭に行きました。山野草に詳しいその友人はそこにねじ花が咲いているのを知っていたので、私を連れて行ってくれたのです。 でも、行ってみて驚きました。ちょうど草刈機でその辺の草が刈り取られているのです。ねじ花があるところもどんどん刈られていっている最中でした。 その友人はその業者の人にいいました。 「そこにねじ花がさいているでしょう。それは刈らないいてもらえませんか」と。 でも、業者の人は手を休めることもなくいいました。「うちらは、ぜんぶきれいにせなならんけん・・」 友人は悲痛な面持ちで刈り取られていくねじ花をみていました。私も草刈機になぎ倒されていく花をじっと見つめていました。 でも、公共施設の庭に、雑草に混じって咲くねじ花は、その花だけをのこすということもできないでしょう。草刈機は非情な音を立ててうなり続けていました。 昨年の今頃、私は一人でそこに行って見ました。ねじ花はどこにも見当たりませんでした・ そして、今年、ブログを見た私は、無いに決まっているわ、と思いつつ同じ場所にいってみました。 そしたら、なんと、なんと、ねじ花は咲いていたのです!! そんなにたくさんではありませんが、5,6本、確かに咲いているのです。かそけく、自己主張しないような花が、しっかりと生き延びていたのです。 嬉しくって何枚もカメラにおさめました。 あの山野草をこころから愛する友人の一念が通じたのでしょう。必死に業者にの人に訴えていた顔を思い出し、私は胸が熱くなりました。 この写真をはがきにして、彼女に送ってあげましょう。 1 ![]() 2 ![]() ついでに どなたかこの雑草の名前ご存知の方ありませんか。 お濠のほとりに咲いていました。カヤの一種でしょうか・・・ ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-30 13:20
| ショートストーリー
2006年 06月 29日
昨日、所用をすませたあと、お濠のハスは咲いたかしらと、ちょっと気になったので、そちら回りで帰ることにしました。 ハスはまだまだ、蕾がチラホラみえるだけでした。 1 ![]() 2 これから開く葉の上にとんぼがとまっていて、その影が水に写っていました。 ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-29 08:00
| 花
2006年 06月 27日
今、たくさんの方のブログで、紫陽花が満開です。 それぞれの方が、それぞれの工夫と、個性と、感性で、その方のアジサイを切り取っていらっしゃいます。 皆、美しく、技術的にも、センス的にもすぐれていて、私の撮ったアジサイなどお呼びで無いよ、と思うのですが、もうアジサイもそろそろ終わりかかってきて、ふと、今年の「私のアジサイ」を、記念にアップしておいてもいいかなと思いました。 紫陽花といえば思い出す詩があります。 乳母車 三好達治 母よ― 淡くかなしきもののふるなり 紫陽花いろのもののふるなり はてしなき並樹のかげを そうそうと風のふくなり 時はたそがれ 母よ 私の乳母車を押せ 泣きぬれる夕陽にむかって りんりんと私の乳母車を押せ この場合の紫陽花は、ブルーのイメージかも知れまんが、淡いピンクの紫陽花をを撮りながら、いつの間にか、この詩を口ずさんでいました。 ![]() ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-27 07:05
| 詩
2006年 06月 25日
福岡県うきは市の、原鶴温泉では、眼の前の筑後川で鵜飼が行われています。 今まで、見たいと思いつつも、一度も体験することが出来なかったのですが、今回、念願の鵜飼を見る機会があたえられました。 当然夜です。しかもその日は雨が降っていました。乗り込むのは当然、揺れている船です。 写す対象は、当然、揺れている鵜飼舟と動き回る鵜です(笑)。 何重ものマイナスがかさなって、私のウデではとうていまともな写真など撮れる筈がありませんでした。 でも、初めて体験する鵜飼は、テレビや映画で見ていたときより、ずっと美しく、幻想的でしたし、鵜匠のかたの無駄の無い手さばきは、プロとしての自信が溢れていて、見飽きることはありませんでした。。 ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-25 10:54
| 撮影会
2006年 06月 24日
福岡県の星野村あたりの山道を走っていたとき、すばらしい雲海に遭遇いたしました。 山波を這うように、飲み込むように、走るように、そして踊るように、時々刻々とその姿をかえて行く雲海は、呆然と眺めているだけでも、価値あるひとときでした。 1 ![]() 2 ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-24 08:47
| 撮影会
2006年 06月 23日
2006年 06月 22日
2006年 06月 21日
柳川は時々訪ねてみたくなるところです。 1 柳川といえば、“水郷柳川” やはりどんこ舟は欠かせません。道をあるいていると、この舟がやってきたので、船頭さんに、目的地までの道順を教えてもらうため声をかけたら、丁寧に教えてくださいました。そして「写真いいですか」ときくと、いっせいにVサイン(笑) 外国の方も楽しそうでした。 先頭さんの顔が菅笠に隠れて見えないのが残念! ![]() 2 水路そばの白壁は、水とよくマッチしています。写真には写りこめませんでしたが、この壁を背にして、白秋の 我ついに還り来にけり倉下や 揺るる水照の影はありつつ という歌碑が立っています。 ![]() 3 柳川の生んだ詩人、北原白秋の生家が保存されています。 生家といっても白秋の時のままではなく、北原家が没落し、家も人手にわたり、壊されるとところを市長はじめ市民が保存運動をして昭和44年に開館したものです。 本当の生家は火事で大半を消失したようです。 でも、畳を敷き詰めた古い建物は、往時をしのぶには充分な雰囲気を持っています。 古い時計が目に留まりました。館の方に聞いてみると、別に北原家にあったものではありませんが、時刻は白秋が亡くなった7時50分をさしているとのことでした。 (2分狂っていますよねえ・・)(笑) ![]() 4 そして最後は・・・・ 柳川といえば、やはり“うなぎ”!! 老舗、若松屋のせいろ蒸しはおいしかったでーす(^_^.) ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-21 10:16
| 撮影会
2006年 06月 19日
今日は、最近撮り溜めた、小さな虫たちに登場してもらいましょう。 昔は身近にいた小さな虫たちが、どんどん遠い存在になっていっています。 田んぼや畑でこんな虫たちに出会うと、とてもうれしくなってしまいます。 虫の嫌いな方・・・ごめんなさい・・・ 1 ツチイナゴ ![]() 2 ツチイナゴ ![]() 3 ベニシジミ ![]() 4 この虫の名前がわかりません。どなたか教えてください。 ながーい触覚がかっこいいですね。 (6月20日、このブログを出してから、花虫とおるさんからこの虫はヤブキリの幼虫だろうとコメントをいただきました。花虫とおるさん、あるがとうございました。感謝、感謝です) ![]() 5 蜘蛛 シメジオンの花と花の間に巣を張っていました。小さいので、目を凝らさないと見えないくらいです。 ![]() ▲
by mimishimizu3
| 2006-06-19 15:56
| 自然 風景
2006年 06月 16日
|
アバウト
以前の記事
2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 more... カテゴリ
お気に入りブログ
松之山の四季2 琵琶湖から-3 My Photo Lif... 心のカケラ(2004.1... 純さんのスナップショット... カメの歩み・もう少し前進 立呑屋 1日1枚母への便り ちゃらんぽらんな迷宮 お散歩ネット・九州支部 エンゾの写真館 with... あゆみ2 ☆ はまぼうの里 ☆ 日々の思いを 初心者コース脱出までの記録3 ミケタンと僕の日記Part2 カフェ・オ・レでも淹れましょう 元気です!! 山里くつきフォトレター 光と影と Ⅳ coo on the road ながさき徒然考 巻乃参 Zephyrusにのせて... 道草のベンチ 光と風の中で 風を友にして Noriokunの日々是... 瀬戸の太陽 芙蓉のひとりごと ●おのひきだし ♪PIERRE♪CEOの... トーシロー写真箱 筑波山が見える町 瑠璃色の光を探して 風林春秋 四つ葉のしおり 阿蘇の情景 by二子石真... 桜色のそら Toshi's Photo2 トイカメラとのんびり行こう ウキウキパビリオン6 写真とパピオン大好き3 メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||